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源実朝(鎌倉右大臣)と、
その和歌。
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【投票結果】 »寄せられたコメント一覧

1時によりすぐれば民のなげきなり八大竜王あめやめ給へ263 (43.6%)
2時ニヨリ過グレバ民ノ歎キナリ八大龍王雨止メ給ヘ114 (18.9%)
3世の中は常にもがもな渚こぐあまのを舟の綱手かなしも53 (8.7%)
4時によりすぎればたみのなげきなり八大龍王雨やめたまへ40 (6.6%)
5塔をくみ堂をつくるも人のなげき懺悔にまさる功徳やはある36 (5.9%)
6大海の磯もとゞろによする波われてくだけてさけて散るかも17 (2.8%)
7紅のちしほのまふり山のはに日の入る時の空にぞありける6 (0.9%)
8箱根路をわれ越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄るみゆ5 (0.8%)
9もののふの矢並つくろふ籠手の上に霰たばしる那須の篠原4 (0.6%)
9世の中は鏡にうつるかげにあれやあるにもあらずなきにもあらず4 (0.6%)
11ほのほのみ虚空にみてる阿鼻地獄行方もなしといふもはかなし3 (0.4%)
11梅が香を夢の枕に誘ひきてさむる待ちける春のはつ風3 (0.4%)
13ものいはぬ四方の獣すらだにもあはれなるかなや親の子を思ふ2 (0.3%)
13夕月夜おぼつかなきを雲間よりほのかに見えしそれかあらぬか2 (0.3%)
13ものいはぬ四方の獣すらだにもあなれなるかなや親の子を思ふ2 (0.3%)
13はかなくて今宵明けなば行く年の思ひ出もなき春にや逢はむ2 (0.3%)
13吹く風の涼しくもあるかおのづから山の蝉鳴きて秋は来にけり2 (0.3%)
13今朝みれば山も霞みてひさかたの天の原より春は来にけり2 (0.3%)
13大海ノ磯モトドロニヨスル波ワレテクダケテサケテ散ルカモ2 (0.3%)
13我こころいかにせよとか山吹のうつろふ花のあらしたつみん2 (0.3%)
13空や海うみや空ともえぞわかぬ霞も浪もたちみちにつつ2 (0.3%)
13宮柱ふとしきたててよろづよにいまぞ榮えむ鎌倉の里2 (0.3%)
13見てのみぞおどろかれぬる烏羽玉の夢かと思ひし春の残れる2 (0.3%)
13ゆひそめて馴れしたぶさの濃紫思はず今もあさかりきとは2 (0.3%)
13桜花咲きてむなしく散りにけり吉野の山はただ春の風2 (0.3%)
26旅をゆきし跡の宿もりおのおのに私あれや今朝はいまだこぬ1 (0.1%)
26世も知らじ我も得しらず唐國のいはくら山にたき木こりしを1 (0.1%)
26あづさ弓いそべにたてる一つ松あなつれづれげ友なしにして1 (0.1%)
26来む年も頼めぬうはの空にだに秋風吹けば雁は来にけり1 (0.1%)
26わたのはら八重の潮路に飛ぶ雁のつばさの波に秋風ぞ吹く1 (0.1%)
26神といひ仏といふも世の中の人のこゝろのほかのものかは1 (0.1%)
26鶴のゐるながらの濱の濱風に萬代かけて波ぞ寄すなる1 (0.1%)
26浮き沈みはては泡とぞなりぬべき瀬々の岩波身をくだきつつ1 (0.1%)
26我宿ノマセノハタテニハフ瓜ノナリモナラズモ二人ネマホシ1 (0.1%)
26神トイヒ仏トイフモヨノナカノ人ノ心ノホカノモノカハ1 (0.1%)
26現とも夢ともしらぬ世にしあれば有りとて有りとたのむべき身か1 (0.1%)
26はかなくて今宵明けなば行く年の思ひ出もなき春にや逢はなむ1 (0.1%)
26うち忘れはかなくてのみ過ぐしきぬあはれと思へ身につもる年1 (0.1%)
26吹く風は涼しくもあるかおのづから山の蝉鳴きて秋は来にけり1 (0.1%)
26いとほしや見るに涙もとどまらず親もなき子の母を尋ぬる1 (0.1%)
26天のした八隅(やすみ)のなかに一人ますしまの大君よろづよまでに1 (0.1%)
26散り残る岸の山吹春ふかみ此ひと枝をあはれといはなむ1 (0.1%)
26笹の葉に霰さやぎてみ山べはみねの木がらししきりて吹きぬ1 (0.1%)
26萩の花くれぐれ迄もありつるが月出でて見るになきがはかなさ1 (0.1%)
26大海の磯もとどろに寄するなみわれてくだけてさけて散るかも1 (0.1%)
26もの言はぬ四方のけだものすらだにもあはれなるかなや親の子をおもふ1 (0.1%)
26旅をゆきしあとの宿守おのおのにわたくしあれや今朝はいまだ来ぬ1 (0.1%)
26ハルサメノ露ノヤドリヲ吹ク風二コボレテ匂フヤマブキノ花1 (0.1%)
26天の原ふりさけ見ればます鏡きよき月夜に雁なきわたる1 (0.1%)
26われのみぞ悲しとは思ふ波の寄る山の額に雪の降れれば1 (0.1%)
26流れ行く木の葉のよどむえにしあれば暮れての後も秋の久しき1 (0.1%)
26世の中は鏡にうつる影にあれやあるにもあらず無きにもあらず1 (0.1%)
26山は裂け海はあせなむ世なりとも君にふた心わがあらめやも1 (0.1%)
26春雨ニウチソボチツツアシビキノヤマ路ユクラム山人ヤ誰1 (0.1%)

【投票】

小林秀雄「実朝」(昭和18年)掲出和歌
 紅のちしほのまふり山のはに日の入る時の空にぞありける
 萩の花くれぐれ迄もありつるが月出でて見るになきがはかなさ
 世の中は鏡にうつるかげにあれやあるにもあらずなきにもあらず
 箱根路をわれ越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄るみゆ
 時によりすぐれば民のなげきなり八大竜王あめやめ給へ
 ものいはぬ四方の獣すらだにもあはれなるかなや親の子を思ふ
 大海の磯もとゞろによする波われてくだけてさけて散るかも
 我こころいかにせよとか山吹のうつろふ花のあらしたつみん
 うば玉ややみのくらきにあま雲の八重雲がくれ雁ぞ鳴くなる
 流れ行く木の葉のよどむえにしあれば暮れての後も秋の久しき
 神といひ仏といふも世の中の人のこゝろのほかのものかは
 旅をゆきし跡の宿もりおのおのに私あれや今朝はいまだこぬ
 塔をくみ堂をつくるも人のなげき懺悔にまさる功徳やはある
 大日の種子よりいでてさまや形さまやぎやう又尊形となる
 ほのほのみ虚空にみてる阿鼻地獄行方もなしといふもはかなし
 吹く風の涼しくもあるかおのづから山の蝉鳴きて秋は来にけり
 世の中は常にもがもな渚こぐあまのを舟の綱手かなしも
 散り残る岸の山吹春ふかみ此ひと枝をあはれといはなむ
 玉くしげ箱根のみうみけけれあれや二国かけてなかにたゆたふ
 山は裂け海はあせなむ世なりとも君にふた心わがあらめやも

太宰治「右大臣実朝」(昭和18年)掲出和歌
 老イヌレバ年ノ暮ユクタビゴトニ我身ヒトツト思ホユル哉
 ハルサメノ露ノヤドリヲ吹ク風二コボレテ匂フヤマブキノ花
 時ニヨリ過グレバ民ノ歎キナリ八大龍王雨止メ給ヘ
 大海ノ磯モトドロニヨスル波ワレテクダケテサケテ散ルカモ
 春雨ニウチソボチツツアシビキノヤマ路ユクラム山人ヤ誰
 タマクシゲ箱根ノ水海ケケレアレヤ二クニカケテ中二タユタフ
 箱根路ヲ我コエクレバ伊豆ノ海ヤ沖ノ小島二浪ノヨル見ユ
 オホキミノ勅ヲカシコミ千々ワクニ心ワクトモ人ニイハメヤモ
 ヒンガシノ国ニワガオレバ朝日サスハコヤノ山ノカゲトナリニキ
 山ハサケ海ハアセナム世ナリトモ君ニフタ心ワガアラメヤモ
 我宿ノマセノハタテニハフ瓜ノナリモナラズモ二人ネマホシ
 行キメグリ又モ来テ見ンフルサトノ宿モル月ハ我ヲワスルナ
 歎キワビ世ヲソムクベキ方知ラズ吉野ノ奥モ住ミウシト云ヘリ
 焔ノミ虚空ニミテル阿鼻地獄ユクヘモナシトイフモハカナシ
 カクテノミ有リテハカナキ世ノ中ヲウシトハイハン哀トヤ云ハン
 神トイヒ仏トイフモヨノナカノ人ノ心ノホカノモノカハ

斎藤茂吉「実朝の歌七十首講」
(昭和3年〜7年。昭和17年〜18年補訂)掲出和歌

 今朝みれば山も霞みてひさかたの天の原より春は来にけり
 ながめつつ思ふもかなし帰る雁行くらんかたの夕ぐれの空
 五月やみおぼつかなきに杜宇(ほととぎす)ふかき嶺より鳴きて出づなり
 吹く風の涼しくもあるかおのづから山の蝉鳴きて秋は来にけり
 天の原ふりさけ見ればます鏡きよき月夜に雁なきわたる
 妻こふる鹿ぞ鳴くなる小倉やま山のゆふぎり立ちにけむかも
 鶴の岡あふぎて見れば嶺の松こずゑはるかに雪ぞつもれる
 鶴のゐるながらの濱の濱風に萬代かけて波ぞ寄すなる
 金(こがね)ほるみちのくの山にたつ民の命も知らぬ戀もするかも
 我宿のませのはたてにはふ瓜のなりもならずもふたり寝なまし
 吾國のやまとしまねの神たちを今日のみそぎに手向けつるかな
 いつもかく寂しきものか蘆の屋にたきすさびたる海士の藻しほ火
 あづさ弓いそべにたてる一つ松あなつれづれげ友なしにして
 我いくそ見し世のことを思ひいでつあくるほどなき夜の寝覚めに
 思ひいでて夜はすがらに音をぞなくありし昔の世々のふるごと
 なかなかに老いはほれても忘れなでなどか昔をいとしのぶらむ
 道遠し腰はふたへにかがまれり杖にすがりてぞここまでもくる
 さりともとおもふものから日をへてはしだいしだいに弱る悲しさ
 もの言はぬ四方のけだものすらだにもあはれなるかなや親の子をおもふ
 いとほしや見るに涙もとどまらず親もなき子の母を尋ぬる
 とにかくにあな定めなの世の中や喜ぶものあればわぶる者あり
 世の中にかしこきこともはかなきも思ひしとけば夢にぞありける
 世の中は鏡にうつる影にあれやあるにもあらず無きにもあらず
 聞きてしも驚くべきにあらねどもはかなき夢の世にこそ有けれ
 かくてのみありてはかなき世の中を憂しとや云はむ哀(あはれ)とやいはむ
 現とも夢ともしらぬ世にしあれば有りとて有りとたのむべき身か
 ほのほのみ虚空にみてる阿鼻地獄ゆくへもなしといふもはかなし
 塔をくみ堂をつくるも人のなげき懺悔にまさる功徳やはある
 大日の種子よりいでて三昧耶行さまやぎやうまた噂形となる
 時によりすぎればたみのなげきなり八大龍王雨やめたまへ
 とにかくにあればありける世にしあれば無しとてもなき世をもふるかも
 うばたまや闇のくらきにあま雲の八重ぐもがくれ雁ぞ鳴くなる
 ゆひそめて馴れしたぶさの濃紫思はず今もあさかりきとは
 くれなゐの千しほのまふり山の端に日の入る時の空にぞありける
 旅をゆきしあとの宿守おのおのにわたくしあれや今朝はいまだ来ぬ
 たまくしげ箱根のみうみけけれあれや二國かけてなかにたゆたふ
 箱根路をわれ越えくれば伊豆のうみやおきの小嶋になみの寄る見ゆ
 空や海うみや空ともえぞわかぬ霞も浪もたちみちにつつ
 大海の磯もとどろに寄するなみわれてくだけてさけて散るかも
 わたつうみの中にむかひていづる湯のいづの御山とむべも云ひけり
 伊豆のくに山の南にいづる湯のはやきは神のしるしなりけり
 はしる湯の神とはむべぞ云ひけらしはやき験(しるし)のあればなりけり
 ちはやぶる伊豆のお山の玉椿やほよろづ代も色はかはらじ
 幾かへりゆききの嶺のそみかくだすずかけ衣きつつ馴れけむ
 すずかけの苔おりぎぬのふる衣をてもこのもに着つつ馴れけむ
 あふひ草かづらにかけてちはやぶる賀茂の祭を練るや誰か子ぞ
 八百よろづよもの神たちあつまれり高天の原にきき高くして
 神風やあさひの宮の宮うつしかげのどかなる世にこそありけれ
 端垣の久しき世よりゆふだすきかけし心は神ぞ知るらむ
 月さゆるみもすそ河の底清みいづれの代にかすみはじめけむ
 いにしへの神代のかげぞ残りける天のいは戸のあけがたの月
 おほきみの勅をかしこみちちわくに心はわくとも人にいはめやも
 ひんがしの國にわが居れば朝日さすはこやの山のかげとなりにき
 山は裂け海はあせなむ世なりとも君に二心わがあらめやも
 たまくしげ箱根の山のほととぎすむかふの里に朝な朝な啼く
 泉川ははその杜になく蝉のこゑのすめるは夏のふかきか
 もののふの矢並つくろふこての上に霰たばしる那須のしの原
 笹の葉に霰さやぎてみ山べはみねの木がらししきりて吹きぬ
 ひさかたのあま雲あへりかつらぎや高間の山はみ雪ふるらし
 やらの崎月影さむし沖つ鳥鴨という舟うき寝すらしも
 ぬし知れと引きける駒の雪を分けばかしこき跡に帰れとぞ思ふ
 戀しともおもはで云はば久方のあま照る神も空に知るらむ
 なよ竹のちぢのさ枝のはは枝のそのふしぶしによよはこもれり
 宮柱ふとしきたててよろづよにいまぞ榮えむ鎌倉の里
 とびかける八幡の山の山ばとの鳴くなるこゑは宮もとどろに
 天のした八隅(やすみ)のなかに一人ますしまの大君よろづよまでに
 世も知らじ我も得しらず唐國のいはくら山にたき木こりしを
 しなざかるこしの國邊にありしかば奈良の都も知らずになりにき
 都より立つ巳にあたり出湯あり名はあづま路のあつ海といふ

塚本邦雄撰「清唱千首」(昭和58年)掲出和歌
 見てのみぞおどろかれぬる烏羽玉の夢かと思ひし春の残れる
 吹く風は涼しくもあるかおのづから山の蝉鳴きて秋は来にけり
 萩の花暮々までもありつるが月出て見るになきがはかなさ
 眺めやる心もたへぬわたのはら八重の潮路の秋の黄昏
 来む年も頼めぬうはの空にだに秋風吹けば雁は来にけり
 わたのはら八重の潮路に飛ぶ雁のつばさの波に秋風ぞ吹く
 もののふの矢並つくろふ籠手の上に霰たばしる那須の篠原
 われのみぞ悲しとは思ふ波の寄る山の額に雪の降れれば
 身に積る罪やいかなる罪ならむ今日降る雪とともに消ななむ
 はかなくて今宵明けなば行く年の思ひ出もなき春にや逢はむ
 夕月夜おぼつかなきを雲間よりほのかに見えしそれかあらぬか
 箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ
 紅の千入のまふり山の端に日の入るときの空にぞありける
 うち忘れはかなくてのみ過ぐしきぬあはれと思へ身につもる年

夕丸様推薦 追加
 梅が香を夢の枕に誘ひきてさむる待ちける春のはつ風

みちくさ様推薦 追加
 はかなくて今宵明けなば行く年の思ひ出もなき春にや逢はなむ
 浮き沈みはては泡とぞなりぬべき瀬々の岩波身をくだきつつ

当サイト主宰・尾崎克之 追加
 桜花咲きてむなしく散りにけり吉野の山はただ春の風


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